『グラフィックスアップデート』で撮影テクニックの何が変わった?
7.0でのグラフィックスアップデート
今回は大きく変わりましたよね〜
知らない人なんていないと思いますが、パッチ7.0で「グラフィックスアップデート」があり、その表現力が大きく変わりましたね?
そうは言っても、グループポーズの機能は特に変わりませんから、「何も変わらないのでは?」と思っている人も多いと思います。
でも、その表現力の違いから、使い方にも少しだけ工夫と注意が必要だと思います。
グラフィック? グラフィックス?
この2つには、明確な違いはありません。
というのは、日本語にした時が曖昧だったからです。
ちなみに下を見てもらうと分かりますが、FFXIVではフォーラムのスタッフさんは「グラフィックスアップデート」と言っている様です。
ですので、FFXIVでは「グラフィックス」と言っておきます。
なお、英語の違いでは、「グラフィック」は『画』そのものであって、「グラフィックス」は『製図法、視覚的な芸術作品、(コンピュータ上の)画像』となっているので、意味的にはやや「グラフィックス」の方が近い様に思います。
グラフィックスアップデートで大きく変わったところ
すごく変わりましたよ〜
激写します!
「どんなところが変わったの?」といえば、数えあげればキリがないと思います。
ですが、主だったところでは以下の5点ほどでしょうか?
- 光と影がはっきりと出る様になった。
- 水面などの表現や反射の様子が大きく変わった。
- 空が複雑になった。
- 草木が多くなり、綺麗になった。でも?
- 装備の質感が大きくアップした。染色も変わった。
変わった部分とグルポでの対応
それでは一つずつ、グルポでの対応策を見ていきましょう!
工夫するとまだまだ綺麗に撮れますよ!
光と影がはっきりと出る様になった。
これは読んで字の如くなのですが、結構厄介な問題を引き起こす様になりました。
それはライティングが今までよりもっと重要になったということです。
その例としてこれを見てみて下さい。
※ スライダーを動かして見てね!
どちらが良いという事ではありません。ですが、ライティングだけでこれ程の差が出るようになりました。
実はこれは、ライトを「当てた-消した」ではないのです。
「ライトの『強め-弱め』の調整をした」たったそれだけです。ここが重要です!
従来よりも、よりハッキリと差が出るようになったという事です。
ですから、「ライト」のスライダーをよりこまめに調整することをお勧めします!
外光変化でも顔の色が変わる
これまではライティングに外光の変化(天候や周りのライト)があまり大きくは関わってきませんでした。
ところが、7.0以降では、これが大きく関わるようになってきました。
この2枚は色調整を全く変化させていません。それにもかかわらず太陽の光の差し込み方だけで、これだけ大きく変化します。
※ スライダーを動かして見てね!
撮る時のタイミングもありますが、色調整を細かく行わないといけないと言う例です。
水面などの表現や反射の様子が大きく変わった。
これは見ればわかる話ですが、今までしょぼかった風景SSも、お陰ですごく綺麗に見えるようになりました。
特にPCの人では、もっと差が出ているはずです。
残縁ながら、私はPS5しか持っていませんので、そこまで大きくは変わらないかもしれません。
それでも下のSS(スクリーンショット)を見てもらえば、以前とはかなりの差が見られます。
この水面の描写などを生かして、より綺麗な撮影にぜひ挑戦してみて下さいね!
ご自分でも素敵な場所を見つけて、是非自慢できるSSを撮ってみて下さい。
空が複雑になった。
これは良し悪しですね!
感じている人も多いと思いますが、「抜けるような青空」が消えました。
霧表現などが繊細で綺麗になった分、いつも曇った空、いつも湿った雰囲気しか出ない地域も増えました。
リアルに表現した方が良いのかどうか?は、今後の皆さんの意見でまた調整されるのではないでしょうか?
ただし、より自然に見える様になりました。そこをうまく捉えて写せば綺麗な空を写せると思います。
草木が多くなり、綺麗になった。でも?
これも見ての通りですね!
表現がしやすくなりました。まだ近くの花がインビシブルみたいな表現になって変ですが、以前よりはだいぶ良くなりましたね!
「でも?」と書きました。
これは、撮影に気を使わなくてはいけなくなりましたよ!という意味です。
この例をみて下さい。
※ スライダーを動かして見てね!
後の木の葉っぱの部分がだいぶ違いますね?
「被写界深度表現」で大きく変わります。(注意:被写体ではありません)
人物ばかりに気を取られていると背景がボケてしまうことがあるので、調整はしっかり行いましょう!
違いは「被写界深度表現」の数値です。
背景をぼかすつもりであっても、木が「滲まない様」に気をつけましょう!
こちらはぼかし過ぎて、木が滲んでしまっています。
ここで、気をつけて欲しいのは、ぼかさないことではなくて、滲むことがあるという点です。
以前は、背景がボヤッとなるだけで滲んだりまでしなかったのです(滲んでいたのかもしれないけど判別できないくらいにボヤけていた)。その点は注意が必要です。
この際、人物はフォーカスで合わすので、そちらばかり見ていると背景の違いに気付かないことがあります。
意図的にぼかす場合でも、ボヤッとさせるのはいいのですが滲むと見た目が悪くなります。
調整すれば、ボヤけた感じにもなります。
どうやら、数値の微妙な差で滲むかボヤッとするかの違いが起きてしまう様です。
その微妙な差に気をつけましょう!
装備の質感が大きくアップした。染色も変わった。
これは特に注意などはないのですが、変わったことを見せられる様にすると、よりSSが綺麗に映えます。
無染色であっても、これだけ色彩が豊かです。更に装備の細かなところや質感などもより綺麗になっています。
ぜひ、ご自分の腕でそういった違いの部分をもっともっと綺麗に見せてみて下さいね!
おわりに
以前の場所も、もう一度見直してみてはいかがでしょう?
撮り直すのも良いかもね?
いかがですか?
ほんの少しだけ見てみても、以前とこんなに大きく違うことがわかりますよね?
今回のグラフィックスアップデートですが、左右から撮る場合にライトの当たり方の違いがハッキリわかる様にまで進化しました。
それを上手に活かすなら、ライティングは撮影のたびに1回1回微調整するぐらいの気持ちでも良いくらいです。
また、風景がとても綺麗になったので、これからはそれも活かして撮ることも考えてみてはいかがでしょう?
なお、余談ですが、私のSSはPCではないので全く無調整、無加工のSSです。
時折、PCがないから加工できない、だから綺麗には撮れないと思っている人がいる様です。
ですが、そのままでも十分に綺麗です。そこは自信を持って、皆に披露して下さいね!
綺麗に撮るポイントは、やはり「ライティング」です。出来るだけライティングに気を使いましょう!
そして、これからもいろいろなSSにぜひ挑戦してみて下さいね!
今回は装備まで載せなくて良いかな?と思いましたが、一応書いておきます。
いわゆる『ギャザラー』の新式装備です。
クラフターもそうですが、色彩豊かでトライヨラのイメージなのでしょうね?
- 頭装備
ガルガンチュア・ギャザラーハット
🎨 ①染色なし、②染色なし
※ 頭装備は表示をしていません。 - 胴装備
サンダーヤードシルク・ギャザラーベスト
🎨 ①染色なし、②染色なし - 腕装備
ガルガンチュア・ギャザラーフィンガレスグローブ
🎨 ①染色なし、②染色なし - 脚装備
サンダーヤードシルク・ギャザラーワイドパンツ
🎨 ①染色なし、②染色なし - 足装備
クラロウォルナット・ギャザラーサンダル
🎨 ①染色なし、②染色なし
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