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【FF14】PS5で遊ぶための『3Dオーディオ設定』の設定方法と注意点

目次

PS5の『3D(空間)オーディオ』と言う新しい機能は臨場感たっぷり!

実は、「新しい」と書きながら、以前からこの機能はありました。

今回は、それがより本格的な機能として利用出来るようになったのです。つまり、一歩前進したのです。

フェリシア
フェリシア

機能として、ちゃんと使える機能になったという事ですね!

なお、『3Dオーディオ』そのものが分からないから「それが何か知りたい」と言う人向けには、このページの最後でご説明しています。

なお、PS5の『3Dオーディオ設定』の機能としては2種類用意されています。

3Dオーディオ設定

PS5のメニューには、以下の2種類の設定があります。

  1. 3Dオーディオ(ヘッドホン)※ イヤホンもここ!
  2. 3Dオーディオ(テレビ)

私はヘッドホンじゃないと言う人は、「テレビ」のところを読んで下さいね!

他にも『3Dオーディオって何?』という、根本的なそのものを知りたい人は『こちら』から。

レポリット-001

3Dオーディオ設定(ヘッドホン・イヤホン)

フェリシア
フェリシア

まず、PS5をアップデートをして下さいね!

PS5アップデート『バージョン: 24.06-10.00.00』(2024.9.12)で、下記にある様に「新機能」が増えました。

この機能は、3Dオーディオの聞こえ方が人によって異なるので、それを補正する為の設定です。

アップデートの内容として、以下のように書かれています。

個人用 3D オーディオプロファイルの作成

ヘッドホンの個人用 3D オーディオプロファイルを作成して、ヘッドホンの 3Dオーディオの聞こえ方をお使いのヘッドホンや個人の耳の形に最適化できるようになりました。個人用 3D オーディオプロファイルを作成すると、ヘッドホン3D オーディオの没入感や立体感が格段に向上します。

  • ヘッドホンの 3D オーディオプロファイルは、ユーザー毎に、ヘッドホンでの 3D オーディオの聞こえ方を詳細に測定して作成します。
  • ヘッドホンの 3D オーディオプロファイルを作成するには、[設定][サウンド][3Dオーディオ(ヘッドホン)]を選んでください。
  • プリセットから 3D オーディオ設定を選ぶ従来の方法も引き続き利用できます。

※ 『PS5システムソフトウェアアップデート』原文のまま

人によって聞こえ方は違う?

100人の人がいたとすれば?

この100人の皆さんの耳の形状は100人とも違います。これは当然の話ですよね?

その為に「斜め後ろから聞こえる様に!」とサウンドプロデューサーが設計した音場も、人によっては違う位置から聞こえてしまったりします。

それを「実際に音を聴いて、聞こえてきた位置を正確な位置に認識出来るように補正しましょう!」という機能が、今回の「新機能」です。

なお、「私はヘッドホン(イヤホン)は使っていません。」という方の場合は、『テレビのスピーカーで設定する方法』が用意されています。

「テレビの設定」は、「ヘッドホン」の後で改めてご説明します。

ワイヤレスヘッドホンについて

ところで、すこし余談になりますが「ヘッドホン」は、近年ワイヤレス化が進み、今ではほぼ主流にまでなってきました。もう既に使っている方も多いと思います。

特にゲームの世界では、コードがあるととても煩わしいことが起こります。

「ちょっとこの合間に飲み物取ってこよう」など様々な理由で、ちょっと席を立とうとすると?

「あ!!!」とヘッドホンケーブルを引っ張ってしまうなんて事が起こります。

ケーブルが外れたり、最悪は機器を引き倒したりして大慌てしてしまいます。

この煩わしさから解放されるのが「ワイヤレスヘッドホン」の良いところです。

とは言っても、以前は「音が遅延する」なんて記事を見た人もいると思いますが、使えないものと評価されていたと思います。

ですが、近年の「ワイヤレスヘッドホン」は性能も上がって、そんなことはありません。

この機会に「私のワイヤレスヘッドホンもPS5(PC)とワイヤレスで繋ぎたい」と思った人は、こちらを読んでみて下さいね!

ワイヤレス化するには?

PS5とワイヤレスヘッドホン(イヤホン)をどうやって繋ぐのか?

いろんな製品があります。価格も数千円〜数万円まであります。

でも、安いものだと2〜3千円でも繋ぐことが出来るので、この機会に一度考えてみてはいかがでしょうか?

※ クリックすると「音源関係」の周辺機器のところまで直リンクします。

3Dオーディオの設定方法(ヘッドホン・イヤホンの場合)

ヘッドホンの音の調整!

ミウ
ミウ

PS5を立ち上げたら「設定」のところを開けて、そこの「サウンド」の項目を選択します。

そこに『3Dオーディオ(ヘッドホン)』の項目がありますので、それを選びます。(イヤホンでも同じです)

3Dオーディオ(ヘッドホン)設定
STEP
ヘッドホン(イヤホン)で3Dオーディオを出力

この項目は、3Dオーディオを使うかどうかの設定です。

オンにしないと勿論使えないわけですが、『3Dオーディオ』は後にも音が回り込みます。

つまり、敵の足音が後ろから聞こえたりするわけです。

「最高じゃないですか!」と言う人がいる一方で、「怖い、気持ち悪い、気分が悪い」という人もいると思います。

そんな場合は、ここを「オフ」にしておけば、『3Dオーディオ』になりません。

ここでは、使い方の説明なので「オン」にしたという想定でお話しさせて頂きます。

STEP
個人用オーディオプロファイルを適用

『個人用オーディオプロファイル』は、今から作成します。

ですが、この適用のところも「オン」にしておいて下さい。

STEP
個人用オーディオプロファイルを作成

それでは早速、『個人用オーディオプロファイル』の作成を行いましょう!

作成の選択を行うとこのように『作成を開始』の画面が出てきます。

STEP
ステップは7つ

全部で「7ステップ」ありますので、それを音を聞きながら順番に答えていきます。

答え方は「左(L)スティック」で聞こえる位置を選択して、✖️ボタンで確定します。

もし、聴き損なったり、よく分からなかった時は、△ボタンを押して下さい。

すると、もう1回同じ音を聴くことが出来ます。

一つ終わる度にこのような画面が出ます。

これを7回行うわけですが、とても重要なので、丁寧に聴いてゆっくり確実に回答していきましょう。

初めての人は、一度練習した後で再度やり直すと良いと思います。(やり直しは何度でも出来ます)

その方が設定のところが理解しやすいと思います。

STEP
注意点

 ここで注意があります。

「答え方の注意」なのですが、スティックを回した時に出てくる位置がとても分かりにくいのです。

位置の設定は、平面ではなく『地球のような球体のイメージ』だと思って下さい。

ですから、後か前かを的確に(正確に)答える必要があります。

スティックを少し押しっぱなしにして回してみると前後位置がわかりやすいと思います。

ちょっと設定画面が分かりづらいですので、そこには注意が必要です。

前? 後?(これは後ろです)
同じ右であっても、上下位置も正確に答えましょう!

無事に設定が終わったら、『個人用3Dオーディオプロファイル』の作成終了です。

こちらは公式のSONYのホームページです。

一応、公式の方の設定画面もご紹介しておきます。

聴き比べる

メニューに「聴き比べる」という項目もありましたね?

メニューで『聴き比べる』を選ぶと下記のような画面が出てきます。

ここで通常のステレオと『3Dオーディオ』の聴き比べが出来ます。

でも、「あまり変わらない」と言う人と「すごく違う」と言う人に意見が分かれると思います。

これは、ヘッドホンの性能(分解能)などにも関わります。

また、先ほどの設定の正確さにも関わるので、なんか変わらないな〜と思った人は、もう一度設定し直してみて下さい。

実は私も3回やりなおしました。

1回目は要領が分からず、2回目は合わせたものの思った方向から音が来なかったので、更にもう一回やり直しました。

今では、ちゃんと「鳥のさえずり」や「モンスターの足音」などが、思った方向から聞こえて来ます。

もし、それでも変わらない人は、(そうそうお勧めするわけにはいかないのですが)分解能の高いヘッドホン(イヤホン)を購入する方法もあると思います。

ヘッドホン(イヤホン)じゃない?

ここでもう一つ「個人用プロファイル」ではないのですが、「ヘッドホンじゃない人は使えない?」と言うことがありますよね?

それについては、先ほどのメニューをもう一度見てみて下さい。

そこに『3Dオーディオ(テレビ)』と言う項目もありましたよね?

これについては、今からご説明します。

3Dオーディオ設定(テレビ)

テレビの音の調整!

ミウ
ミウ

ヘッドホン(イヤホン)は、直接耳に当てるので「個人用プロファイル」を使います。

ですが、テレビの場合は、そうではなくて空間に音を出して、それを耳で聴いている訳です。

ですから、この場合は部屋の空間の音の状態を測定して設定します。

「測定なんてどうするの?」と思った方もPS5にちゃんとその機能があります。ご心配なく!

用意する機器は、PS5、テレビ、そして(PS5の)ジョイコントローラーの3つです。

普段から持っているもので測定出来ますから、安心して下さい。

3Dオーディオの設定方法(テレビの場合)

3Dオーディオ(テレビ)の設定
STEP
3Dオーディオ(テレビ)を選択

PS5を立ち上げたら、設定のところを開けて「サウンド」を選択します。

そこで、3Dオーディオ(テレビ)を選びます。

これは、出ている音を拾い、空間を認識する本格的な設定です。

その為にはマイクが必要なのですが、マイクはジョイコントローラーのマイクを使います。

ですから、別途何かの機器を用意する必要はありません。

他にも注意として、画面にも書いてありますが、ジョイコントローラーの最新アップデートを必ず行なっておいて下さい。

なお、失敗してやり直す場合などは、メニューのここから行って下さい。

STEP
指示通り、コントローラーで収音する

画面に指示が出ますので、指示通りに操作して下さい。

基本的にはPS5の方で測定を行なってくれるので、難しい操作などは特にありません。

⚠️ ここで一つだけ、注意があります!

コントローラーの「マイク」ですが、普段使わないので消音にしている人も多いと思います。

そうすると?

このようなメッセージが出てここから先に進めません。
(「消音」になっていなければ、このメッセージは出ません)

で? 肝心の「消音ボタン」は、どこにあるのでしょう?

「消音ボタン」はコントローラーのこの部分にあります。ここがボタンだとは気づかないですよね?

短く1回だけ押して下さい。

STEP
測定完了

測定はテレビのスピーカーから音が出てきてから間もなく終了します。30秒もかかりません。

このように「音響特性の測定が終わりました。」と出たら設定は終了です。

終了したら、後は遊ぶだけです。

ヘッドホンに比べるとこちらは全自動でやってくれるので、設定も簡単ですね!

聴き比べる

メニューで『聴き比べる』を選ぶと下記のような画面が出てきます。

ここで通常のステレオと『3Dオーディオ』の聴き比べが出来ます。

でも、「あまり変わらない」と言う人と「すごく違う」と言う人に意見が分かれると思います。

これは、お部屋の広さ、置いてある家具やカーペットなどでも大きく変わるからです。

テレビ用のスピーカーと『サウンドバー』『ホームシアター』などでは、かなり迫力や音に差があると思います。

『3D感』もかなり違うと思います。

どうしても、3D感が欲しい人は、『サウンドバー』や『ホームシアター』をお勧めします。(でも、お金もかかりますよ!)

サウンドバーは迫力が違う!

なお、これらの『サウンドバー』『ホームシアター』を使用する場合は、この設定は利用出来ません。

『サウンドバー』や『ホームシアター』の方で3D音場再生の調節が出来るからです。

3Dオーディオとは?

フェリシア
フェリシア

3Dといえば映像を思い浮かべますよね?
これからは音も3Dになる時代が来たのです。

さて、難しく理屈を書くといくらでも難しくなってしまいます。

ですから、出来るだけ簡単に分かりやすくを心がけてみようと思います。

一般論では話が広がりすぎてしまうので、「ゲームをしている人の場合」と限定しておきます。

『音』という言葉から連想すると、普通は音楽で聴いている時の『音』を想像しますよね?

ゲーム中では「BGM」が、それに当たります。

ですが、ゲームの場合は、もう一つ別の『音』も存在します。

それが「鳥のさえずり」であったり、「敵モンスターの近寄って来る足音」だったりします。

他にも、バトル音なども『音』として認識出来ますよね?

この『音楽』と『音』の2種類の中で、後者の『音』についてもう少し考えてみましょう!

音は空間にあるので、方向が生まれる

『3Dオーディオ』は、別名『空間オーディオ』と呼ばれています。

どちらかというと一般的には、BGM音のことを言っています。

ゲームの世界では、「鳥のさえずり」や「敵モンスターの近寄って来る足音」などの方が重要な空間の音になります。

もし、従来の「ステレオ」だったらどうでしょう?

後から襲って来るモンスターの足音は、ステレオでは段々と音が大きくなってくるだけです。

特に前後や上下方向などは分かりませんよね?

でも、本来なら後から襲ってくるモンスターの足音が前から聞こえたら?

みんなは「あれ?これっておかしくない?」ってなるはずです。

今までは、それでも特に不思議とは思いませんでした。

ですが、時代の進歩とともに『音』の方向についても、ゲームでは「重要な要素の一つ」として認識されるようになって来たのです。

方向性が重要な意味を持つ

『3D(空間)オーディオ』になると?

ステレオの様に「左右の音が大きい小さい」の区別だけではなく、新たに「その音はどちらの方向から来た?」という方向の要素が加わります。

つまり、『3Dオーディオ』では音に「方向性」という要素が追加されたのです。

実はこの元となっているのは、「サラウンドの技術」です。ですが、従来のサラウンドでは「大体この辺りの位置から音がする」程度しかわかりませんでした。

新しい3Dオーディオの技術では「斜め上から音がする」など「空間のどこの位置で、何の音が発生しているか?」の正確な位置情報を持って音を出せる様になったのです。

その結果で、後から近づいてきたモンスターは、音だけでもその位置や距離がわかるのです。

リアルであれば背後から誰かが来たら、その足音の大きさや位置から、何処にいるのかが分かりますよね?

それと同じ事がとうとう実現出来るようになったのです。

そういう訳で、普段の生活へより近づいたとも言えますし、よりゲームの臨場感が増したとも言えます。

平面から立体(空間)へ進化

かつて、ソニーのPS1が出た頃、平面(二次元)のゲームから、3D(立体)表現のゲームへと変わりました。

その時は、みんながとても驚いたと思います。

それからすれば「音の位置情報の再現」はかなり遅れていますね?

ですが、やっと『音(サウンド)』も「二次元のステレオ音声」から「3D(三次元空間)オーディオ」へと進化したのです。

今回のPS5に加わった新機能は、『3Dオーディオ』で音を立体的にするという際に欠かせない、とても大切な調整機能です。

それは、(人の耳の形状によって変わる)音の方向をヒヤリングで調整することによって、誰でも「正確な位置」として認識出来るように修正(補正)する機能なのです。

この新しいPS5の機能は、「音に設定されている位置情報」と「自分の耳で聞いた時の音の位置」のズレを出来るだけ少なくする為の調整機能です。

PCでは既にソフトがある

FFXIVでは、この「3Dオーディオ用のPCソフト」が既に存在しています。

紹介記事はここからどうぞ!

これは海外のソフトですが、FFXIVと共同開発されているので、ちゃんとFFXIVで設定ができます。

※ このページに飛ぶと最初は英語ですが、そのまま待っていると日本語で表示されると思います。

ですから、PS5の場合は少し遅れて出てきたことになりますね?

専用PS5用のソフト開発をFF14側で作成してくれるかどうかまではわかりませんが、今回の調整で設定をきちんと行えば「音の方向」がかなり正確に分かるようになります。

ここ最近(2024.10)になって、FFXIVの音がかなりよくなってきて、分解能も上がって来た気がします。

ヘッドホンは変わっていないので、多少はFFXIV側で対策をしているのかもしれません(気のせいではない気がします)。

おわりに

フェリシア
フェリシア

折角の機能なので、設定して楽しみましょう♪

『3Dオーディオ』と聞いてもピンと来なかった人も多いと思います。

Windowsのソフトは有料ソフトですが、PS5の方は無料で使用出来ます。

少し得した気分になりませんか?

開発が遅れたことはさておいて、むしろ出来るようになったことを喜んで積極的に活用しましょう!

私も使っていますが、確かに後から迫ってくる音や上の方の小鳥のさえずりなどが、よりリアルに空間に広がって聞こえるようになりました。

臨場感がアップして、とても良い感じです。

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