あなたは染色は得意? それとも苦手?
皆さんは染色について、どの様な印象を持っていらっしゃるのでしょうか?
普段からミラプリを駆使している様な方なら、そこまで染色を気にした事が無いかもしれません。
その一方で、染色があまり得意ではない方は、染色自体が悩ましいと思っているかもしれませんね?
「なんで染色なんて出来るんだ!」と密かに心の中で思っている?
そんな方でも、染色を気楽に試せるような方法がないか、少し考えてみました。
気楽にと書きましたが、正直言って染色は本当に奥が深いです。
「こうすれば良い」と簡単にお伝えすることは難しいです。
ですが、今からご紹介する方法は、少ない色数の中から染色を試す事が出来る方法です。
選ぶの大変だから、選ぶ数が少なくなるなら助かるかも?
今回の色を見る記事の場合、「画面右下:太陽と月のマーク」の所でダークモードを切ってご覧下さい。
ダークモードは、実際の色と違って見えることがあるので、今回の様な記事の場合には、あまりお勧め出来ません。
色の組み合わせは十人十色
現在の「カララント」の数ですが、なんと120色を超えます。
これだけの色数があると「好きに選んでください」と言われても、困ってしまいますよね?
色を絞る方法を考えてみます。
選択する際の色数を減らす方法については、思いつく方法が一つあります。
今から、それをご紹介したいと思います。
本当は、理屈や理論抜きでやり方だけをお伝えしたいのですが、それはそれで理解が難いと思います。
そこで、実際の例をご覧に入れながら、理屈や理論も同時にご説明して行くことにします。
「似ている色」と「似ていない色」
色には、「似た色」と「似ていない色」があります。
この「似ていない色」を組合そうとすると結構大変です。
上級者向けとまでは言いませんが、かなりハードルの高いやり方です。
似ている色で合わした方が簡単なの?
その一方、「似ている色」を使う方法なら、案外と簡単に組合せが出来ます。
ですから、今からその方法を使って、色数を絞ることを考えて行きます。
同一色
下の2色のことを『同一色』と呼びます。
同一色と呼ばれる理由は、『色相(H)』の数値です。
共に「227」になっていますね?
| カララント名 | カラーコード | 色相(H) | 彩度(S) | 明度(V) |
|---|---|---|---|---|
| ◆ パステルブルー | #96A4D9 | 227 | 30 | 85 |
| ◆ アズールブルー | #3A4C90 | 227 | 76 | 144 |
このような色は、色としては同じなのです。
ただ、「派手目、地味目」「明るい、暗い」という色の表現が変わってくる色なのです。
この「派手目、地味目」「明るい、暗い」はそれぞれ再度(S)、明度(V)が関わってきます。
そして、実際の色は下記の様になります。
同一色の例
パステルブルー
アズールブルー
近似色(似ている色)
下記の2つも『色相(H)』の数値が少し違いますが、よく似ていますね?
| カララント名 | カラーコード | 色相(H) | 彩度(S) | 明度(V) |
|---|---|---|---|---|
| ◆ ローズピンク | #E69F96 | 6 | 34 | 90 |
| ◆ パステルピンク | #FDC8C6 | 2 | 21 | 99 |
ローズピンク
パステルピンク
こういった同一色やそれに近い色は「統一感を出すときに使う色彩調和」と呼ばれています。
色の性質として、「ごく近い色同士は調和する」という性質があるのです。
類似の調和?
この「類似の調和」は染色する上ではとても使い勝手が良いのです。
染色の練習として最適な組合せです。
簡単に言えば、「合わせやすい色の組合せ」と言えるでしょう。
この色の性質を利用して、今から実際に染色をして行きましょう!
色数を絞ってその範囲で染色
実際の染色結果もご覧に入れます。
それでは早速、実際の染色例を交えて一緒に見て行きましょう。
色の違いも判りやすい事から、題材として「ヴァレンティオンデー(2026年2月)で貰える衣装」ヴァレンティオンカンフィー・カーディガンなどの衣装を利用してみることにします。
レッド系サンプル
最初は、レッド系サンプルを見てみます。
下の表を見て下さい(この色見本の一覧表については、後ほどご説明します)。
色相の数字はが 0〜11 と少しばらけていますが、全体(0〜360)から見れば、「ごく近い色」を選んでいます。
※ これらの色は一覧表の一部分をそのまま切り取ったものです。

このリストにある色の中から、以下のカララントを選択してみました。
| 装備名など | 染色1 | 染色2 |
|---|---|---|
| 頭装備 | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・カーディガン | ダラガブレッド | ブラッドレッド |
| エンペラーズ・ニューグローブ | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・スカート | ローズピンク | ローズピンク |
| パトリシアンゲイター | ダラガブレッド |
ちなみに頭装備はお好きな物で構わないですし、手も染色に大きく関係しないので省かせて頂きます。
これらの色を選択した結果がどうなったかというと?

この例では、7色の中3色を使用しました。
こんな少ない色数でも見栄え良く映るのは、色の持つ「類似の調和」の性質を使っているからです。

でも、まだこれだけを見ただけでは、「騙されているのでは?」という人もいらっしゃるでしょうね?
ですから、他のカラーでも見てみましょう!
グリーン系サンプル
今後は、グリーン系で見てみましょう!
タイプ1
『色相』の数字は 71〜86 です。
選び方は、やはり一覧表の一部を抜き出しています。

| 装備名など | 染色1 | 染色2 |
|---|---|---|
| 頭装備 | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・カーディガン | アップルグリーン | サボテンダーグリーン |
| エンペラーズ・ニューグローブ | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・スカート | メドウグリーン | アップルグリーン |
| パトリシアンゲイター | マーシュグリーン |
今度は、6色中の4色を使用しています。

上着とスカートでは、多少色に差がつくようにしています。
赤系統の時も同様なのですが、上下(上着とスカート)が同色だと、全てが繋がって見えてしまうからです。
こういったところに気をつける必要はありますが、色数は少ないままでも、上手く表現出来ていると思いませんか?

スカートに明るい色のアップルグリーンを使っていないのは、落ち着きを表現する為です。
多少の意思は働いています。
そこは自分の思いと表現方法について、多少は慣れが必要かも知れません。

如何でしょう?
120色の中から選べと言われたら、流石に難しいですが、色数がグッと減って、6〜7色の中から3〜4色選ぶだけです。
染色の際の選択する色の難易度がぐっと下がりますね?
そうすれば、他の細かな点(上下の色を少し変えるなど)にも、目が届きやすくなると思います。
タイプ2
女性用のタイプばかりをご覧に入れているので、今度は少し男性用に変えてみましょう!
幸いにも、今回(2026年)のヴァレンティオンデーイベントでは男性用衣装も一緒に貰えました。
大盤振る舞いで助かりますね?
今度はそちらの衣装を使って、色サンプルをお見せしましょう!
同じようにグリーン系なのですが、今度はブルーに近い方のグリーンで選んでみました。
色相の数字は 173〜188 です。やはり「ごく近い色」を選んでいます。

| 装備名など | 染色1 | 染色2 |
|---|---|---|
| 頭装備 | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・カーディガン | ターコイズグリーン | モルボルグリーン |
| エンペラーズ・ニューグローブ | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・スカート | セレストグリーン | ターコイズブルー |
| ヴァーシティ・シューズ | モルボルグリーン | セレストグリーン |
ここで注目して欲しいのは「ターコイズブルー」です。メタリックスカイブルーもありますね?
ブルーなのにグリーンに近い位置ですね?
この様に『色の名前』は、実際の色を感覚的に模したものに過ぎないのです。
そのため、分類学的な観点から見た「分類名」とは違います。
例えば、「サンセットオレンジ」と言われたらどんな色を想い浮かべますか?
『明るい黄色っぽい夕日』を連想する人と『焼けるような沈む赤い夕焼け』を連想する人では、思い浮かぶ「色」のイメージは全く異なります。
「それでは、サンセットオレンジはどんな色ですか?」と言われても上手く言えませんね?
それが当たり前です。
色の名前は、多分に感性的な名前が付けられているのです。
先ほどのグリーンとは、少し印象が変わりましたね?
こちらはブルーに少し近いグリーンですから、やや落ち着いた感じになります。
若葉のような、新緑のような色とは少し違って、少しスッキリとした感じになりましたね?

スラックスの裾の色が変えられる事を利用して、少し目立たせてみました。
現実の着こなしではちょっと勇気のいる色ですが、この様にゲームでは目立って丁度よいと思います。

活発に動けそうな印象を感じますね!

多くの色を使わずに綺麗に見せる
ここまで見て頂いた所で如何だったでしょうか?
どれも3〜4色程度しか使っていません。
でもまだ「たまたまそうなっただけじゃないの?」と信じられない人もいるかもしれませんね?
でも、「染色するぞ!」と思い立ち、120色の中から闇雲に探し回るよりも遥かに簡単です。
少ない色数から選択出来て、気軽に染色出来てしまいます。
そして、まとまった印象になり、意外に綺麗に見えると思いませんか?
もちろん、この方法は万能ではありません。
「鎧系ならどうなるの?」というような話もあります。
ですが、大きな括りで言うなら、この方法で大抵はなんとかなります。
この手法では、どの系統の色を使っても、同様に染色する事が出来ます。
言葉だけではまだ信じられない人の為にも、他の系統の色でもやってみましょう!
次は、「イエロー系、パープル系、ブルー系」をそれぞれご覧に入れます。
手法は同じなので、細かい説明は省きます。
それでは、ご覧下さいね!
イエロー系サンプル
イエロー系で見てみましょう!

| 装備名など | 染色1 | 染色2 |
|---|---|---|
| 頭装備 | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・カーディガン | クアールイエロー | ハニーイエロー |
| エンペラーズ・ニューグローブ | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・スカート | クアールイエロー | ハニーイエロー |
| パトリシアンゲイター | クアールイエロー |



パープル系サンプル
次は、パープル系を見てみましょう!
その前に色の名前について、少し注目してみて下さい。
パープル系なのですが「ピンク」と名前がついている色があります。
色の名前というのは、分類学上ではなくて、見た目の感性から付けられている事がよく分かりますよね?

| 装備名など | 染色1 | 染色2 |
|---|---|---|
| 頭装備 | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・カーディガン | ロータスピンク | プラムパープル |
| エンペラーズ・ニューグローブ | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・スカート | コリブリピンク | ロータスピンク |
| パトリシアンゲイター | プラムパープル |



ブルー系サンプル
最後に、ブルー系をご覧下さい!

| 装備名など | 染色1 | 染色2 |
|---|---|---|
| 頭装備 | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・カーディガン | スカイブルー | シーフォグブルー |
| エンペラーズ・ニューグローブ | ||
| ヴァレンティオンカンフィー・スカート | スカイブルー | ロータノブルー |
| パトリシアンゲイター | ヴォイドブルー |



近い色をどうやって探しているのか?
ここからは理屈、理論の話になります。
先ほどから「一覧表」から使っていますと言われて、よく分からなかったと思います。
色を数値で表す方法ですが、私たちがいつも使っているのは『RGB』(赤、緑、青)を数字で表す方法です。

実はそれ以外にも、色の表現方法は幾つか存在します。
その一つが、『HSV』という色の表現方法です。
今回使ったのは、このHSVという色の表現方法です。
お仕事で表計算などで色を変える時、この様なものを見た事があるかもしれませんね?

そのHSV中の『色相(H)』という数値を今回は利用しています。
先ほどの『一覧表』とは、色相の順にカララントを並べ替えた一覧表だったのです。
そして、数字の近いカララントをその中から選んだのです。
この『色相』では、色を 0〜360までの数字で連続的に表現します。
色が連続的な数字になっているので、近い色を探す際に数字を使って簡単に探す事が出来るのです。

『カララント一覧表』は下記に掲載しています。
『カララント覧表』は下記の記事で書いています。
一覧表だけでなく、『HSV』についても詳しく解説しています。
ぜひ、ご覧になって下さいね!
下記から「カララント一覧表」へ直に飛びますので、ご自分の好きな色を探して染色してみて下さい。

最後に染色するまでの「STEP」を下記に書いておきます。
それを参考にしながら、是非ご自分でも試してみて下さいね!
例えば、「赤」が好きなら、0か360の数字の付近の連続した行を見ます。
もし0付近の続きがない場合、続きは360のところからを使用します。
その他の色の場合、ご自分の好きな色をみて、一覧表の連続した行を見て下さい。
欲しい色の「前後6〜7色」程度を一覧表の上下の行から拾い上げて下さい。
選び難ければ10色くらい選んでも構わないですが、あまり多くすると本末転倒になるので、ご注意下さい。
私は、その部分を「プリントアウト」して利用しています。
別にスマホで見て、「色の名前」だけをメモする方法でも構いません。
※ 一覧表が大きいので、スマホの画面では少し見にくいかもしれません。その場合横にしてみてください。
メモしても、使いたい色がそこにあるとは限りません。
(明るい、暗い色)、(ビビッドな色、沈んだ色)などがあるからです。
これらの色の違いは、HSVの「SとVの数字」の違いによるものです。
ですが、今は練習ですから、なるべく控えたメモの中から選ぶようにして下さい。
この様にして6〜7色の中から探すようにすれば、「色数が沢山あってどうしよう」と悩むよりも遥かに効率的に染色出来ます。
もちろん、本来はどんな色を選んでも良いのです。
ですが、これはお勉強の為と思って、この方法で選んだ色で染色してみて下さい。
そうすると、結構まとまった見た目の配色になります。
そして、出来上がった配色デザインをベースにして、そこからいろいろ変えれば良いのです。
帽子の色を変えたり、スカート、スラックスの色を変えたり・・・。
そこは、ご自分の個性を発揮して頂いて構いません。
これはその為のベースを作る話なのです。
まずはこの方法でやってみて、そこからいろいろな発展して行きましょう!
おわりに
染色は簡単に見えて難しいですね!
染色って本当に奥が深いですね!
どう工夫してみても、改めて自分で見ると「なんだこれ?」となる事も多いと思います。

誰しもが、染色で自分の個性を発揮したいと思うでしょう!
その為の第一歩として、まずは基本のベースからスタートしてみましょう。
そして、そこから徐々に個性を引き出す様に考えてみましょう。
そうすれば、いろいろ変化させて行ける様になった頃には、染色が楽しいと思えるようになると思います。
そうなれば、個性だって発揮しやすい筈です。
慣れてきたその後は?
次のステップとして、反対色、その他いろいろな組合せにも挑戦してみましょう!



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