Anime Expo 2025

2025年7月3日(木)~ 6日(日)にロサンゼルス・コンベンションセンターでAnime Expo 2025が開催されました。
スペシャルパネル「Leveling Up: How Anime, Manga, & RPGs Inspired Naoki Yoshida and FINAL FANTASY!」として、マンガやアニメが、ファイナルファンタジーや吉田Pのキャリアにどのような影響を与えたのか、FFXIV/FFXVIの開発経験を振り返りながらお話をしていきます。
とのことで、2025年7月5日(土)4:30(日本時間)〜 の講演でした。
見ていない人が多い(と言うか誰も見て無い?)と思うのですが、どんな内容だったかをご紹介します。
先に一言だけ言っておくと・・・
FFXIVとは、ほぼ関係のない、吉田氏の個人的な生い立ちなどの内容でした。
ですから、吉田プロデューサーにまったく興味がない人は、ここで引き返しても構わない様な内容です。

いつものPLLメンバーでトークされていました。
モルボルさんは英語が堪能なので、通訳なしでそのまま直接話されていました。
凄いですよね〜
「スペシャルパネル」では、下記の内容と順番でお話がありました。

初めは「吉田直樹」氏の自己紹介からスタート


私のことをまったく知らない人もいるでしょうから、自己紹介からスタート!
吉田ってだあれ?

吉田直樹氏の自己紹介①

ゲーム会社の「ハドソン」って、知っていますか?

知っている人は知っている?
吉田さんは、元々は北海道のゲーム会社「ハドソン1」の出身者です。
『桃太郎電鉄シリーズ』『天外魔境シリーズ』『ボンバーマンシリーズ』など、昔からゲームを知っている人なら聞いたことがあるゲームも多いでしょう!

最初の頃はこんなゲームを作成し始めました。

ところが?
そのゲームは開発中止になってしまいました。

こんなこともあったのですが…、その後に?

1つのゲームのほぼ全てを担当する経験は、この頃から!
吉田直樹氏は「爆ボンバーマン2」の全てを担当していたそうです。

吉田直樹氏の自己紹介②

「オンラインゲームすげーっ!」って思いました。
吉田氏とオンラインゲームの初めての出会いはこれです!

そこから、いろんなオンラインゲームとの出会いが始まりました。

そして、現在に至るまでに更に多くのゲームとの出会いがあって、今に至ったそうです。

ここでご本人から、新作ゲームの宣伝が!

「Switch2ゲーム」買って下さいね〜♪
「ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ デラックスエディション Nintendo Switch 2 Edition」(タイトルが長い)のご紹介がありました。
とうとう、念願の「任天堂 そして、Switch2での初ゲーム」ですね!

幼少期はどんな人?


子供心にロボットに憧れていました!
このアニメで「ロボットが格好いい!」と思った少年はロボットと操縦を夢見るようになっていくのでした。


更に感銘を受けたアニメが次々と登場!


宇宙人すげー! 美しい〜!
子供心にスターシアが美しすぎて、「宇宙人って綺麗だ〜、すげーっ!」

更には、「メーテル」に惚れていくのでした。
いえ、美しさは否定しないです。
その気持ちは分かるけど、ただ女性に惚れたというだけの話しなのかも…?

メーテルも美しい〜!


やっぱり、ウルトラマン、仮面ライダー
その後はお定まりの「ウルトラマン、仮面ライダー」に心を奪われて行くのでした。


え? スポーツ少年だったんですよ〜?
吉田さんは、実はスポーツ青年で今でもスノボーが大好きなんだそうです。
横にいるモルボルさんから「意外ですね!」と声が上がっていましたよ!

少年期はどんな人?
少年期①


「ガンダム」は人生の全て、あらゆる意味で元祖!
一番填(は)まったのは・・・、やっぱりガンダム!(でしょうね?)

この影響は、今のゲームにも色濃く反映されているとの事です。
でもロボットゲームはいつ出すんでしょうね〜?

実はFFXIVでも?

有名な「大河原立ち」の影響を受けているのです。
それが、これ!

「出来るだけ似せたい!!!」との吉田プロデューサーのたっての願いから実現した!
それが、このフォームだそうです(そう言えば似てるかも?)。
ガンダムでの苦い経験
話変わって、ガンダムでは苦い想い出があるそうです。
当時「グフ」にベタ惚れだった吉田少年でしたが、学校があって、並んでまで買いに行けないので父親に購入を頼んだのですが・・・?

なんと、父親が買ってきたもの…。

それは・・・?

「違う!」と叫んだ吉田少年でした。
この時、吉田少年はプレゼンテーションの大切さを学んだのでした。

チャンと説明して伝えないと、他人には伝わらないんだ!

「ガンダムを知らない大人に子供の世界の憧れを伝えるには、知ってもらうことが重要なんだ!」
そして、それが今のFFXIVに活かされているのです!(本当かな?)
子供時代に影響を受けたアニメは?

みなさんも? アメリカでも有名!
この様な、皆さんもよく知るアニメに吉田少年も沢山の
影響を受けてきたのでした!

少年期②
その後も漫画の影響は大きかったそうです。

一番感銘を受けた「漫画・アニメ」は?


「ラピュタ」にはいろんなものが詰まっています!
「ラピュタ」は今でも見ているそうです。「台詞は全て空で言える」と豪語していましたよ〜

このアニメは「格好いい!」と思って、当時は夢中で読んだそうです。

「今でも、この感銘が活かされています」というお話なのですが?
この「ヒロシ」のモデルが?
このアニメのシーンなのだそうです。

え?そっくり?
「ベルセルク」を読んでから画を作れ!
そういう指示を出したんですよ〜


天野喜孝先生との出会いは、この時から…
このお話は、「天野喜孝先生」との初めての出会い。
この頃から「凄い方だな〜!」と思っていたそうです。
当然FFXIVでも大いに関係していますね!

映画は?
この様な映画が好きなのだそうです。
どれも今でも年2〜3回は見直すそうです。

青年期はどんな人?

この辺りから、時間がなくなって駆け足で紹介されました。
感銘を受けた映画はこの様なものだったそうです。


「エヴァンゲリオン」の出会いと衝撃は…
そして、一番影響を受けたのは、やっぱり?
もう不動のシリーズですよね?

昔、ハドソンに居た頃に、こんな上司がいて?
とっても閉口したそうです。

みなさんも熱中しすぎに注意しましょうね!
アニメに戻って・・・
吉田氏が「もう一生追い続けていきます」と言うほど好きなアニメは「ワンピース」!


「ワンピース」のラストは絶対に見逃さない!

これらの映画は絶対おすすめとは言えません(話は少し難しい)が、特に感銘を受けました。

そう言いながら、「絶対に見て欲しいな〜」とは思っています。
観るなら「ダークナイト」辺りから入って頂ければ良いかな〜?

三十代はどんな人?

ここで、スタッフから「まき」の連絡が!

それぐらい分かっていますって…


そして、今があるのです!

四十代はどんな人?

結局、三十代も、四十代も、そして今も少年の時の心のまま・・・

時間もなくなって・・・?

おわりに

いかがでしたか?
内容は、見ての通りのたわいの無い話だったのです。
ですが、吉田直樹プロデューサーが、どのような少年時代だったのか? なぜ今の仕事につき、どんなことを考えて仕事しているのかを知る良いきっかけではあったと思います。
年代的に近い人なら、「同じ様なものを見て、同じ様に感じてきたのだろうな〜」と思うところが多々ありました。
吉田プロデューサーのゲームに対する思い入れが、今のFFXIVにも通じている訳ですが、現実は甘くないというか、やはりお仕事になると苦労もあるのでしょう!
これからも頑張って欲しいですね!
- ハドソン
株式会社ハドソン(英: Hudson Soft Company, Limited)は、かつて存在した日本のゲームソフト開発・販売会社。コナミ株式会社(現・コナミグループ)の完全子会社であった。
「ハドソン全国キャラバン」や「高橋名人」は人気児童誌で積極的にタイアップされたことから、当時の子供世代にとっては抜群の知名度を誇る。(出典:ウィキペディア(Wikipedia)) ↩︎
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